脂肪太りタイプのあなたは、一般に血液中に流れる脂肪の量が多いため、血液が汚れやすく、血液の流れも悪くなりがちです。血液は体の細胞に必要な栄養素を運ぶという大切な役目をもっていますから、血液の流れが悪くなると老廃物がたまり、内蔵の機能も低下し、その結果太ってしまいます。
脂肪太りタイプの人は、まず食生活を改善しましょう。特に肉や脂肪の摂取量を抑えましょう(ただし、適量は摂りましょう)。そして、食後の軽い運動を心がけましょう。食後に運動すれば、食事で摂った肉や脂肪がエネルギーとして効率よく消費されるので、太るのをしっかり防ぐことができるでしょう。また、夕食や夜食後にすぐ寝ないで最低2時間は時間をあけるなどを心がけることも重要です。
またこのタイプの人は、長い年月の蓄積(食習慣など)で太った人が多いため、やせるのにも他のタイプの人にくらべ多少時間がかかります。

水太り体質を改善させるツボ刺激


血海(けっかい)と梁丘(りょうきゅう)
膝を曲げて(右の)手首を回して(左の)膝頭を覆います(右膝の場合は左手で)。血海のツボは、親指が届くあたりにあります。梁丘のツボは、人差し指が届くあたりにあります。
血海は脾経のツボで、その名が示すとおり血液に深く関係し、刺激すると体中の血行がよくなる効果があります。生理時のトラブルや貧血などに刺激すると絶大の効果を発揮するので、是非試してみてください。
また、血海のすぐ近くにある梁丘は、胃経のツボです。脂肪太りタイプの人は、胃が荒れやすいので、梁丘を刺激して胃の働きを調整しておくとよいでしょう。


刺激法
血海、梁丘とも筋肉の間にあるツボなので、かなりの力を入れて押さないと効果がありません。ツボの位置を確認したら、両手を使って刺激しましょう。刺激後、ドライヤーの温風をあてるなどしてツボを温めるとより効果的です。



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