|
「心の健康」コーナー
今の日本人は、心が病んでいるように思えます。
これは、ツボ健康法で直すことができません。
私は、今までは身体の健康について皆さんに役に立つ情報を提供していました。でも、私たちの健康とは、心身の健康、心と身体の健康の両方が必要なのです。数年前から、私は心や精神について勉強してきました。
そこで、今回から今までの勉強の成果を踏まえて「心の健康」コーナーを設けました。
今回、掲載したのは、私が最近(平成一八年五月一四日)、講演したものです。
きっと皆さんの「心の健康」の増進に役立つと思います。
『 因 果 応 報 』
邱 淑惠
はじめに
おはようございます。
今日は、皆さんと一緒に「因果応報」について勉強したいと思います。
私も十分に勉強しているわけではありませんから、間違ったところがありましたら、どんどん指摘して下さい。
よろしくお願いします。
一、因果応報とは
まず、「因果応報」を信じていらっしゃる方、手を挙げて下さい(笑)。
今日、いらっしゃった方は皆さん、「因果応報」を信じていらっしゃるようですね。
では、この「因果応報」について簡単に説明したいと思います。
「因」は「原因」、
「果」は「結果」、
「応」は「相応」、
「報」は「報い」を意味します。
そしてさらに、
「因」は「善因」と「悪因」、
「果」は「善果」と「悪果」に大別できます。
「因果」というのは、宗教、政治、経済、軍事、物理、化学、医学など全てに当てはまります。
良い種を水田に撒けば、良いイネが実ります。
でも悪い種を撒けば、できの悪い稲が実りますね。
健康に気を付けて生活すれば丈夫な身体を維持できます。
でも健康に気を付けないで生活していれば、身体は徐々に悪くなります。
これは健康上の「因果」、原因と結果なのです。
勉強についても同じです。
一生懸命に勉強に励めば、努力をすれば、良い結果・成績を得ることができます。ところが、自分は頭が良いからといって勉強することを怠っていれば、決して良い結果を得ることはできません。
勉強しなければ成績は、必ず下がります。
日本人は、「忠臣蔵」が大好きですよね。
毎年一二月一四日になると、テレビ番組で放映されます。
私も最初は喜んで見ていたけど、今はぜんぜん見なくなりました(笑)。
「忠臣蔵」の「因果」について考えてみましょう。
金銭に関して潔癖な浅野内匠頭が、賄賂好きの吉良上野介に貢ぎ物をしなかったために、吉良のイジメにあって、恥をかかされた。
それが「因」となって、結果として、江戸城内の「松の廊下」で、浅野が吉良に突然、短刀を出して、斬りかかった。これが「果」ですよね。
そしてこのことがまた「因」となって、浅野は切腹を命じられた。これは「果」ですよね。
さらに、これが「因」となって、大石内蔵助以下、赤穂藩四七人の旧藩士が、吉良への仇討ちを果たしました。これも「果」です。
「因果」と「因果」が繰り返されたわけです。
「善因善果」、「悪因悪果」という言葉があります。
原因のない結果はないということですね。
「私は何も悪いことをしていないのに、どうしてこんなに嫌なことばかり起こるの」と思うことがありますよね。
これには、それなりの原因があるんですよ。
今は何も悪いことをしていなくても、前世に悪いことをしているかもしれません。他人に借りがあったのかも知れません。
つまり、前世における行いの結果として、今日があるのです。
そして、今日の行いの結果として、来世があるのです。
私の二番目の兄は、いつも悠々自適ですよ。その兄は、いろいろと父親に心配をばかりさせています。特に金銭面についてです。
兄は、どうして何も努力しなくても、こんなにいい生活をしているのか。
これは、父親の前世に関係があるんですよ。
私たちは、父親が前世で、兄にたくさんの借りをつくったからに違いない、と思います。
同じ父親の子供でも、それぞれみんな生き方が違う。
これは全て父親の前世が関係してくるんですね。
主人と出会ったのも、腐れ縁じゃなくて、前世で何かの因縁があったんだと思いますよ(笑)。
「因果」と「因果」が一つのルールになっているわけですね。
|