前半のつづき



二、前世、今生、来世

次に「天の神様のお言葉」についてお話します。
「上天から来る災いは、避けることができても、自らがなした災いからは逃れられず、やがて、その報いを受ける」。というものです。
自分で撒いた種から生じたものは、必ず自分で刈り取らねばならないというものです。
必ずしっぺ返しが来るんですよ。
お金を借りれば、お金で返し、命を取れば、命を返さなければなりません。
今、皆さん、クレジットカードを持っていますよね。とても便利です。でもクレジットカードを使って、どんどんお金を借りれば、金利が増えて大変な目に合いますよね。自己破産すれば済むのか。済まないのです。
借りたお金は、必ず返さないといけない。
そうじゃないと、今の自分だけでなく、来世の自分にも同じことが起こるわけです。借金は残ったままなのです。
人を殺したら、例え時効になっても、来世の自分の身に同じようなことが降り掛かるんです。
この世で原因をつくると、生きている間に結果がなくても、必ず来世には結果が出てくるのです。
皆さんは、貧しいアフリカの国などではなく、豊かな日本に生まれました。これも前世と関係があるんです。
なぜ、醜い顔で貧しい人、醜い顔だけれど豊かな人、美人だけれど貧しい人、美人で豊かな人がいるのでしょうか。
これも前世と関係があるのです。
醜い顔で貧しい人は、前世で、いつもケチで悪さをし、意地の悪い顔をして怒ってばかりいたからです。だから生まれ変わっても醜い顔で貧しいんです。
反対に、美人で豊かな人というのは、前世においても、とても優しく、慈悲の心があり、貧しい人を助けていた人なんです。
ですから皆さん、まだ間に合うんですよ(笑)。
「あなた!、美人になりたいのなら、まず心を綺麗にしなさい」って、よく娘にも言うんですよ(笑)。

あと自殺の問題です。
最近の日本では、交通事故死よりも自殺者が多くなったと言われています。せっかく天から頂いた命を、自分の手で捨てる。
これは絶対にやってはいけないことです。
「この世が苦しいから、あの世に行く」と言っても、自殺をすれば、あの世ではもっと苦しくなるんです。
必ず地獄に行きますからね。
地獄に落ちると、何千年も何万年もの間、苦しい目に合うんです。
自殺することは一番、悪いことなのです。
自殺をすれば、それが来世でも行なわれ、繰り返されるのです。
自殺すれば天国に行ける。これは全くのウソです。まっているのは怖い地獄なのです。
このことを考えれば、自殺はできないはずです。
豊かになった日本で自殺が多いのは、景気対策が足らないからではないのです。今の日本人の心が、精神が問題なのです。
教育で知識は深まっても、倫理・道徳心が薄くなったのが原因です。
「神様の言葉」で、「前世の因を知らんと欲せば、今生(こんじょう)の受くる所を見よ。来世の果を知らんと欲せば、今生(こんじょう)の為すところを見よ」(欲知前世因、今生受者是、欲知来世果、今生作者是)というものがあります。
前世のことを知りたければ、来世のことを知りたければ、今の自分を見ればわかるということですね。
ですから、今、善いことをすれば、来世は素晴らしい生活を送れるんですね。
今、他人をだまし、迷惑をかけても平気な人は、来世ではその報いを受けるのです。
悪い人は、今しか考えないのです。
多くの人が、今だけではなく来世にことも真摯に考えるようになれば、今は善い事をしようと考え、行動するようになるのです。
そうすれば、安心できる善い社会ができるのです。

三、因果応報の時期

因果応報の時期は三つに分けられます。
第一は、「すぐに現れるもの」、
第二は、「一生の間に現れるもの」、
第三は、「三生(前世、今生、来世)の間に現れるもの」。です。
中国では、来世のさらに後の後世も含まれます。
「善いことをすれば、善い報いがある。悪いことをすれば、悪い報いがある。もし悪い報いがなかったら、時期がまだ来ていない」(善有善報、悪有悪報如有不報、時辰未到)という言葉があります。
例えば、電車に乗る。
必ず、どこかで降りなくちゃいけない。
すぐ降りる、真ん中当たりで降りる、終点で降りる。
人によって電車に乗った目的が違います。
つまり「因」が異なるわけですから、電車を降りる場所や時間、「果」も違うわけですね。

おわりに

ですから皆さんが「因果応報」を信じるなら、次のような心を持ってください。
感謝の心、
優しい心、
慈悲の心、
喜びの心、
明るい心。
こうした心を持てば、明るい一生を送ることができます。
それから謙?の心。
人を許す心ですね。
こういう心を持ちながら、たくさん素晴らしいことをすることです。
人生において、こうしたことを積み重ねていけば、前世から背負ってきた業とか悪い罪を抹消できる、チャラにできるのです。
そして綺麗な心で天国に行けるわけです。
ご静聴頂き誠に有難うございました。




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