動悸・息切れ(つぼ症状編)


動悸・息切れにはツボが効く

動悸や息切れの経験ありませんか?ちょっとしたことで動悸や息切れをするのは心臓が弱っている証拠ですが、日頃の運動不足の人は、電車に乗り遅れそうになって急いで走ったり、急に階段を駆け登ったりすると、心拍が早くなって中々おさまらず息切れしてしまうこともあります。息が苦しくなったときは、腕にあるげき門というツボを刺激すると効果的ですよ。




げき門(げきもん)

腕の内側の中央には、心臓に関係する経絡が通っています。動悸や息切れに効くツボであるげき門は、この中央ライン上、肘と手首の真ん中よりやや手首に近い位置にあります。あなたがげき門ではないかと思う場所を押してみて痛い部分や気持ちいい部分を探してください。そこがあなた自身のげき門です。そこを押したり揉んだりしているうちに、動悸がおさまってゆくことでしょう。でも一番いいのは、このツボのお世話にならないで済むよう日頃から適度な運動をして、ちょっとやそっとのことでは息切れしないよう体を鍛えておくことが肝心です。

心臓の発作を起こしたときなどで救急車が来るまでの間、げき門を刺激すると応急処置になります。このようにげき門は、救急医療に役立つツボですから、覚えておくとよいでしょう。