口内炎(つぼ症状編)


一刻でも早く治したい口内炎にはツボ刺激が効く

胃腸や弱っているときや風邪をひいたときなどになりやすいのが口内炎。そんなときに、冷たいものや辛いものを食べたりすると、口の中が飛び上がるほど痛くしみて、とてもつらいものです。一般にどの病気は全てそうなのですが、中でも口内炎は一日も早く治したい症状の筆頭にあげられるほど、つらいものなのです。口内炎を早く治したときには、手にある口瘡点を刺激すると効果的です。



唾液腺刺激法

口瘡点は、手のひら側の中指の付け根の横じわの中央にあるツボです。口瘡点を押したり揉んだりしても口内炎には効果があるのですが、喫煙者の方はタバコの火をツボに近づけたり、あるいは中国温灸で温かい刺激を与えるとさらに効果的です。口瘡点は手のツボですので、暇さえあれば押したり揉んだりして刺激しましょう。そうすれば、口内炎の痛みや炎症が徐々に治まってくるはずです。

ワンポイント

口内炎は、体の抵抗力が弱まっているときにかかりやすい病気です。口の中には常に細菌が存在し、抵抗力がダウンしているとその中でも悪玉細菌が増殖し、その結果、口腔粘膜や歯ぐき、舌などの粘膜に炎症がおこりやすくなるのです。 風邪をひいたときなどは、栄養バランスに気をつけて消化のよいものを摂るよう心がけましょう。